特徴

開発の上での特徴

費用と時間の節約

従来のシステム制作工程は基本的に、すべてをゼロかそれに近い状態から作り上げるものでした。その為、時間とお金がかかりますし、制作時間や時間が無い場合は、機能やセキュリティ、テスト工程を削ることが往々にしてありました。

KsDBMS を使う場合は、10の工程中の 8 は出来ていると言ってもいいでしょう。その為、時間とお金が少なくて済みますし、既に完成部分は、長年の実績によりテスト工程も短くすみます。

高い汎用性

KsDBMS 3 では個々のフォームを個別に作ったりはせず、設定ファイルに 1項目につき1行程度の指定をするだけで、フォームのデザイン、変換処理、チェックなどをすべて自動で行ないます。
例えば、E-Mail の場合は、その指定のみで E-Mail 専門のフォームが出来上がります。全角で入力の場合、半角に自動変換され、E-Mail アドレスの形式か否かをチェックするようになっています。

高い拡張性

汎用化されていない動作が必要な場合は、簡単に機能を付け加えることもできます。また、プログラムはモジュールを組み込むことで機能を拡張することができます。
例えば、ユーザー管理システムの場合、そのユーザーにメールを配信するモジュールなどがあります。

利用の上での特徴

初心者でも扱えるシステム

KsDBMS は非常に簡単に扱うことができます。Microsoft Word や Excel よりも簡単と好評です。Windows のアプリケーションのような、例えば順序の変更はドラッグ&ドロップで行えるなど、直感的な操作を行うことができます。

エラーチェック また、データのチェック機能も多様で、形式外データが入力されたり、想定外のデータ(例えば、商品の価格が通常より明らかに低い場合)などは警告メッセージを表示させるようになっています。
利用者によって利用制限を掛けることも可能ですので、新人がデータを誤って削除するようなことも防ぐことができます。

また、後述しますが、マニュアルとヘルプを用意していますので、教育・サポートコストも低減することができます。

高いデザイン性のユーザー・インターフェイス

データベース管理のような、一般ユーザーの利用しないバックグラウンドのシステムでは、往々にしてデザインは重要視されないことがあります。しかし、KsDBMS ではデザインも重要と考え、力を入れています。
例えば、リストは表組のような素っ気ないものではなく、下図のような高いデザイン性のリストを採用しています。これによって重要度の高いものと低いものをフォント等で分けることもでき、ユーザビリティの向上にも寄与しています。
リスト

注意書き例 飾るだけではなく、時に省略もします。例えば、フォーム画面でよく注意書きが項目毎に表記されているものがあります。しかし、多すぎる情報量は高い効果を上げません。KsDBMS では、項目にカーソルが合わさると、ツールチップにてその項目の制限や入力例が表示するようになっています。
また、普段使わないような項目は隠しておくことができ、毎回長いスクロールをする必要もなくなります。

入力を効率化させるための独自機能

カレンダー例 初心者だけでなく、上級者にも優しいシステムとなっています。高いユーザビリティによって、データの入力時間を削減し、TCO削減に貢献します。

HTML標準のフォームだけではなく、日付を入力する場合のカレンダー表示や、入力可能なセレクトボックスのコンボボックス、また数値の上げ下げ用のボタンなどが搭載されています。これらによって、今までは面倒だった操作も効率的に行なうことができるようになっています。

マニュアルとヘルプの完備

紙に印刷することを想定したマニュアルと、困ったときに直ぐに画面上で呼び出せるWindowsアプリケーションと似たヘルプを用意しております。

マニュアルは、約30ページに、画像などをふんだんに使い、解りやすく解説しております。ヘルプは、簡単に各機能から呼び出すことができ、また検索性などに優れています。

なお、マニュアルは汎用ベースのものを用意しておりますが、有償にて各システムオリジナルのものに編集することも承っております。

欠点

汎用化された弊害

KsDBMS 3 に限らず、汎用性を高めたプログラムの場合、オリジナルに拡張することが難しくなっています。KsDBMS 3 では、拡張性を高めてはいますが、限界が無いわけではありません。